2009年9月30日水曜日

紳士のスポーツ

 日本は世界一馬券が売れる国なのだそうな。

Dispute over horse race bet cash

(以下、引用)
The BHA (British Horseracing Authority) says Britain was second only to Japan in the total amount bet on horse racing, with £12.1bn wagered in the country against just under £14bn wagered in Japan.

2009年9月22日火曜日

さようなら、Far Eastern Economic Review

 アジアを中心取り上げる英文経済誌 Far Eastern Economic Review が今年12月で廃刊になるそうです。
 経済誌とはいいつつ、政治経済全般を広く取り上げており、日本で報道の絶対量が少ないアジアのできごとを理解する上でたいへん役に立つ雑誌として、たぶん10年以上購読してきました。
 独裁政権など報道に制約のある国も少なからずあるアジアを中心にレポートしながら、筆を曲げずにがんばっていることに共感して、あまり記事に目を通す時間がない時期にも応援する気持ちで購読契約を更新し続けていた、個人的な思い入れのある雑誌だけに残念です。

 Leading Asian magazine to close

情けは人のためならず

 腹痛で苦しむを人を善意で車に乗せてあげると、「白タクだ」と捕まってしまったという話。
 中国のネット上で話題になった事件で、運転手は最終的に罰金を払って自分の車を取り戻す羽目になってしまったそうな。
 タイトルにしたことわざ(他人に情けをかければ、いつか自分に帰ってくる)とは反対で、情けをかけると不幸に会うのが世の常、なんですかね。

 No Good Deed Goes Unpunished(Far Eastern Economic Review)

 Private car owner helped someone out of kindheartedness but was fined 10,000 yuan instead.(Southern Metropolis Daily、東西南北より孫引き)

2009年9月20日日曜日

鉄板上のデブ猫

 なんだか、こんなネタばっかり拾っているような気がしますが……。

  German fat cat turns to hot dogs

 ブローカーとして勤めていた米系企業を首になった後、ホットドッグの屋台で起業したドイツ人の話です。
 ドイツは社会福祉に手厚い国ですが、あえてまったく新しいことに挑戦するその志がすばらしい。
 もっとも、この人の場合はいまさら金なんてどうでもいいのかも。

※原文記事タイトル中の fat cat というのは「金持ち」の意味の俗語だそうです。

2009年9月14日月曜日

名誉回復(戦争の時代とコンピュータ)

コンピュータの概念を築いた人物の一人でもあるアラン・チューリングは、(当時のイギリスでは違法であった)同性愛者として訴えられ、後に自殺と思われる死を遂げています。
 イギリスのブラウン首相はチューリング名誉回復を図るために、謝罪の意を表明しました。
 チューリングの名は、私にとっては情報処理試験のテキストでお目にかかった人、なのですが、コンピュータというものが姿を現してくる時代、というのは妙に好奇心をそそるものがあります。
 愛国者に対する名誉回復という記事の性質上、チューリングの業績として第2次大戦中の暗号解読を大きく取り上げています。
 同じ時代にマンハッタン計画で原爆開発に従事していたのが、プログラム内蔵型コンピュータという概念でコンピュータの父などと呼ばれることのあるフォン・ノイマンです。

 PM apology after Turing petition